サツマムカシウミガメ発見!
化石が見つかったのは、鹿児島県長島町の獅子島だ。これまでにも、恐竜と同じ時代に生きていた首長竜や翼竜、アンモナイトなどの化石が発見されている。
見つけたのは、パナソニックに勤める宇都宮聡さん。会社員として働きつつ、恐竜などの化石採集を続け、「化石ハンター」として知られる。
2020年、海岸の地層で「ノジュール」と呼ばれる石灰質の丸い石の塊を発見した。ノジュールは化石の周りにできることがあるため、割ってみると骨の断面が見えた。
宇都宮さんから連絡を受けた東京都市大の中島保寿准教授が石にCTスキャンをかけたところ、首の骨のような化石が含まれていることがわかった。化石を慎重に削り出すクリーニング作業を進めた結果、大きさ約2・5センチの首の骨と、幅約4センチの甲羅の化石が見つかった。
甲羅の形などの特徴から、生きていたときは、甲羅の大きさが70センチかそれ以上になるウミガメの化石と考えられるという。見つかった甲羅はおなか側の一部で、首に近い前方が薄く板のように広がった特徴などが現代のウミガメや、絶滅した古代のウミガメ「デスマトケリス」によく似ているという。
中島さんによれば、サツマムカシウミガメの発見は、初期のウミガメが北太平洋にいたことを示す数少ない証拠であり、ウミガメがどのように世界に広がっていったかの過程をたどるうえで重要な資料になるという。記事は朝日デジタルから引用しました。
ということで早速Kirittaiしました。創造です。Ango family
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